就活生がカモにされている?その名も『一生懸命塾』

概要

 株式会社もといの一生懸命塾っていうセミナーにしつこく電話勧誘された。なんとか断った。なぜそうなったかってことも含めて一部始終を記す。

得た教訓

連絡先は信頼できる相手だけに教えるべし(当たり前)

主について

 男。理系の修士一年で、2021年卒予定、まあインターンとか行く時期ですね。ほんで物静かで争いは好まないタイプ。口喧嘩レベル1。カモの典型

さて、これは本文

 ことの始まりは去年(時期は忘れた)、駅前でアンケートとってる人がいた。男女二人くらいだった気がする。年代は20代くらい

 まあ田舎育ちのお人よしなもんで(今考えると本当にアホ)、正体すら確認せずに就活の意識アンケートとやらに答えてしまった。

 それだけならまだいいんだけど問題はそのあと、今後就活に関する情報を希望するか欄があって、電話番号を記入してしまった。10分も話したらなんか断るのも失礼かなって思っちゃった(マジでアホ)。何の目的だろうって少し違和感を覚えたけど、大して考えずに記入しちゃったんだな。

 当時は院に進学することが決まってたので、就活が本格化する来年連絡するかもしれませんと言われる。

 んで最初に電話が来たのが七月の頭(3週間くらい前)、まあインターン決まる人は決まってくる時期だよね。電話の内容を覚えてる範囲で具体的に書いておく(さわやか系の男性の声で再生してください)

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 「株式会社もといの□□です」「一年位前に駅前でアンケートに答えてもらったの覚えてる?」「最近就活どう?はじめてる?」
インターンにいくつか応募したことを伝える)
 「へーすごいね。」「就活に対してどう思ってる?」
(本題が見えてこないので用件を聞く)
 「これこれこういう実績の実力派講師陣が少人数制の無料の自己分析セミナーを開いている」「絶対に出たほうがいい」「飯田橋にあるんだけど、予約制で今なら空きがある」「この日空いてる?」「土日もやってるんだけど空いてない?」

 用件から切り出さない辺り印象最悪。行きたくはならない。課題やテストも迫ってるのでまた今度にしてと伝える(本当はここできっぱり断るべき)

 次に電話が来たのは約2週間後、今度は別の人から来る(落ち着いた女性の声で再生してください)

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 「株式会社もといの△△です」「○○君、アンケートに答えてくれたの覚えてる?」
 (この流れはうんざりしてたので用件を聞く)
 「一生懸命塾っていうのを開いてて」「熱い就活、強い就活っていうモットーでやってるんだけど、○○君は熱い・強い就活ってどういうイメージがある?」「出たら絶対に得られるものがある云々」
 (だるいのでこの日は空いてますかって逆に聞く)
 「えっうーんと」「まだ先なのであと少人数制なのですぐには答えられない」

 終始歯切れが悪い。前よりさらに課題が迫ってたので普通に断った。あんまりうるさいから検索してみたら案の定。東京都から勧誘方法の是正勧告も受けている。次来たらきっぱり断ろうと決意。

 ほんで一週間後、ついに来たかと緊張して電話を取る。先週の女性。できるだけ忠実に再現したいと思う。

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 「株式会社もといの△△です。○○君課題終わった?」
 (相手のペースに乗らないよう被せ気味に)「その件なんですが、学校でたくさんセミナーがあるので間に合ってます。本当に申し訳ないです」
 「どうしたの○○君めっちゃ被せてくるじゃん何かあったの?」
 「間に合ってるので。すみません」
 「急に心閉ざしてどうしたの」
 「こちらも無限に時間があるわけじゃないので」
 「暇じゃないのはこっちもだけど」

 「ええそうですよね本当に申し訳ありません。もう掛けてこなくて結構です。」
 「一応秋にも云々」
 「いえ、結構です。もう掛けてこなくて結構です。はい。ええ。結構です。すみません失礼します。」

 You win!

まとめと感想

 電話って、相手に時間とって貰ってるんだから用件からビシッと伝えてこないのはナンセンスだよね。

 ほんと、正体不明の相手に連絡先渡したらあかんで。向こうからくるのは裏があると思ったほうがいいね。

 まあこんなのも一つの社会経験になったと思って、ポジティブに捉えることにする。