オットセイの首のひもについて-クリップ課題4

◇記事リンク
上陸のオットセイ、飼育員が保護し首のひも切る : 環境 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

◇記事要約
 今月8日、千葉県銚子市鹿島町の海鹿島海水浴場で、首にひもが絡まったキタオットセイが見つかった。このオットセイは「アクアワールド茨城県大洗水族館」の飼育員らに保護され、ひもが切られた。衰弱した様子はなかったそうで、同水族館海獣展示課の高石慎也主任は「投棄されたものが首に絡まって外洋生活ができなくなり、いったん上陸したとも考えられる。患部が良くなるのを待ち、速やかに海に戻したい」と語った。
◇疑問
人間に投棄されたごみによって命を失っている生き物はどのくらいいるのだろうか。
◇考え・主張
 以前どこかで読んだ内容では、人間は海に膨大な量のごみを捨てているらしい。捨てられたごみをエサと勘違いして食べ、傷ついたり命を落とす生き物も少なくないそうだ。今回の件がその片鱗を見せているように思う。
 このオットセイに関しては無事でなによりだったが、知らないところで多くの生き物が傷つき、命を落としていると考えるとゾッとさせられる。
 私は海に限らずごみを自然に投棄する行為を許せない。それをなくすことは難しいだろうが、一人一人の意識で減らすことはできるのではなかろうか。この問題から目を背けてはいけないだろう。