20歳だというので酒提供 -クリップ課題26

◇記事リンク
「20歳と言うので」打ち上げの中学生に酒提供 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

◇記事要約

 名古屋市港区の居酒屋経営の男と同店従業員の女の2人は3月5日午後8時40分頃~9時45分頃、同市熱田区の居酒屋で、市内の中学3年生の男女15人のうち12人に、未成年と知りながらビールやサワーを提供した。従業員の女は「未成年だと思ったが、20歳だと言うので酒を出した」と話している。この日は市立中学校の卒業式があった。

◇疑問

・未成年だと思ったならばなぜ年齢確認をせずに酒を出してしまったのか?

◇考え・主張

 教育の面では、学校で散々酒・タバコはいけないと習うのだから問題はないだろう。問題は、教育では抑えられない子供の酒への興味を、大人が理解せずにいることだ。なぜそう言えるのか?

 今テレビのコマーシャルなどを見れば、ビールや酒の宣伝が多くある。ドラマなどを見ても飲酒シーンなどはいくらでもあり、子供がそれを見る機会もあるわけだ。これでは飲んでみたいと思ってしまっても仕方がないだろう。一刻も早く大人になりたいと考える思春期の子供にとっては当然のことだ。

 それを大人が理解して、しっかりと規制しなければ、子供に酒を飲ませないほうが大変だ。自分の周りにも未成年で飲酒経験がある人は多くいる。

 法律で裁かれるだとかそんなことではなくて、子供たちの未来のために酒を出さない、大人にはそういった考え方を持ってほしいものだ。居酒屋だか何だか知らないが、酒を提供するときに年齢確認をすることは必須だろう。

 他人だから関係ねーよなんて態度には反吐が出る。もしそれが自分の子どもだったらと一度でも考えてみるといいだろう。

◇その他

それがしは大人になっても酒を飲まんね。もちろんタバコも吸いませんぜ。